中国のオーディオメーカーSYNCOは、AndroidとiOSデバイスに対応したミニワイヤレスマイクシステム「SYNCO G1T/L」を発売した。G1T/Lは、無指向性マイクを内蔵した送信機と、USB-CまたはLightningコネクタを搭載した受信機で構成されている。現在、69ドルから購入することができる。
数カ月前、私たちは手頃な価格のワイヤレス・ラベリア・マイクロホン・SYNCO G2のリリースを取り上げた。同社は今回、スマートフォン向けに特別に設計された同様のデバイス、「SYNCO G1T/L」を発表した。
SYNCO G1T/Lの概要
SYNCO G1T/L」は、「G1T」と「G1L」の2種類のモデルがある。前者はUSB Type-Cコネクタを搭載し、Androidスマートフォンでの使用を想定しており、後者はiOSデバイス向けにLightningコネクターを搭載している。
G1T/Lは、マイクを内蔵した送信機と、スマートフォンに対応した受信機で構成されている。G1T/Lは、マイクを内蔵した送信機とスマートフォンに対応した受信機で構成され、2.4GHz帯の無線通信により、16bit 48kHzの音声を録音することができる。 同社によると、このシステムは、150mの見通し距離でシームレスに動作することができる。
同社によると、このシステムは、150mの見通し距離でシームレスに動作することができる。
SYNCO G1T/L:TXとRXの概要
G1T/Lシステムの送信機には、3.5mmTRS入力のほか、無指向性のマイクが内蔵されている。
さらに、3つのボタンで150Hzのローカットフィルター、3段階のゲインコントロール、ミューティング機能など、音声の基本的な調整が可能。
内蔵バッテリーの容量は400mAh。SYNCOによると、これで8時間の動作が可能としている。
一方、受信機では、3.5mmジャックによる「インイヤーモニター」機能を提供している。さらに、受信機のUSB Type-C端子を使って、録音中のスマートフォンに電源を供給できるので、バッテリー残量を気にする必要もない。モバイルビデオグラファーにとって、かなりスマートで機能的な機能だ。
コネクタは、電子ポゴピンで受信機に取り付けられている。これにより、USB-CコネクタをLightningコネクタに交換したり、逆にLightningコネクタをUSB-Cコネクタに交換したりすることが容易になり、選択肢が増えて柔軟性が高まる。追加のコネクタは別途購入可能だ。
ボイスエフェクト
SYNCO G1T/Lには、オーディオの録音やストリーミング中に、リアルタイムで声を処理して変化させるという他に無い機能がある。実際、G1T/Lのボーカルプロセッシングチップは、録音された信号に以下のような9種類のエフェクトをかけることができる。
- オリジナル
- スタジオFX
- KTVエフェクト
- ボイスアンプリファイアー
- EDM
- Baby FX
- 男性→女性
- 女性から男性へ
- モンスターFX
サイズと重量
コンパクトで軽量なSYNCO Gシリーズの伝統を受け継ぎ、SYNCO G1TとG1Lは小さなフォームファクターを披露している。実際、送信機のサイズは52×42×16mmで、重さはわずか35gだ。受信機はさらに小さく(55X31X13mm)、軽い(わずか12g)。
しかし、SYNCOの製品によく見られるように、ABS樹脂を使用しているため、このような軽量化が実現されている。しかし、SYNCOの製品にはよくあることだが、この軽量化を実現するために、ABS樹脂を採用している。
価格と発売時期
SYNCOはこの製品で、モバイルビデオグラファー、ブロガー、ライブストリーマーなどのコンテンツ制作者をターゲットにしている。
SYNCO G1T(Android用)は69ドル、G1L(iOS用)は79ドル、G1T/L(両方のコネクターを含む)は89ドルで発売中。
SYNCOのウェブサイトはこちら。