Syrp Genie II アプリ - すべてのGenie製品を制御
SyrpはモーションコントロールデバイスGenieのアプリケーションを更新した。 Genie IIアプリ(iOSとAndroid)は、オリジナルのGenie、Genie II、およびGenie miniを制御できるようになった。ユーザーは2軸と3軸のモーションコントロールシステムの開始点と終了点、およびキーフレームの数を無制限に設定できる。
Syrpはニュージーランドを本拠とするカメラアクセサリーメーカーで、Genieと呼ばれるモーションコントロール機器を発売している。Syrpは最近Vitecグループに買収されたが、この買収の結果、Syrpチームは自社製品の研究開発に集中できるようになる一方で、Vitecグループがその販売チャンネルを引き受けることになるということだなった。これについての詳細記事はこちら。
Syrp Genie IIアプリ
同社のGenie IIリモートヘッドシステムは、NAB 2017(記事はこちら)で初めて展示され、昨年から出荷されている。 同社は過去6ヶ月間、新しいアプリに取り組んできて、すべてのGenie製品を制御するためのツールとするため、ゼロから構築した。
このアプリは、Genie IIモジュールで可能な以下の機能を備えている。(ほとんどはGenie Miniでも使用可能)
- フルキーフレームモーション設定
- リピート機能
- タイムラプスでカメラの動きをスムーズに追跡するGenie IIの制御
- 移動時間、間隔、記録時間および再生時間をカスタマイズ
- タイムラプス動作を、移動/撮影または連続移動に設定
- 独自プリセット、あるいは内蔵オプションから選択可能
- スムーズにランピングするための、イーズイン/イーズアウトの設定
- アプリ内ジョイスティックを使用して始点と終点を設定
アプリは常に更新され、将来的には、HDRタイムラプス、自動露出ランピング(バルブランピング)、360タイムラプスなどを追加予定。
新しいSyrp Genie IIアプリは、Genie IIパンチルト、Genie IIリニア、Genie Mini、そしてオリジナルのGenieをコントロールできる。オリジナルのGenieは、2軸または3軸セットアップ用のGenie Miniと組み合わせた場合にのみ、新しいアプリで制御できる。
以下はオリジナルのGenieで可能な新しいアプリの機能。
- タイムラプスまたはビデオを設定
- 動画をバウンス/繰り返しの動きに設定
- In/Outの設定が簡単
このアプリは、Genie Miniで最大5点のキーフレームを設定できる。しかし、Genieではトラッキング動作の開始点と終了点の2点に制限されている。新しいアプリを使用するには、オリジナルのGenieとGenie Miniのファームウェアを更新する必要がある。更新プロセスの詳細については、こちらを参照いただきたい。
新しいSyrp Genie IIアプリは今すぐ無料でダウンロードできる。 Google Playストア(Android版)へのリンクはこちら。 iTunesストア(iOS版)へのリンクはこちら。現在のGenieアプリは、まだ新しいアプリに統合されていないGenie Miniの一部の機能のため、およびGenie Miniで元のGenieを制御するために、引き続き利用できる。
なお、SyrpとJobyと協賛の5000ドル相当の景品が当たるイベントを開催中。詳しい記事はこちら。