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タムロンがソニーEマウント用フルサイズ機「TAMRON 50-400mm F/4.5-6.3 Di III VC VXD」を発表

タムロンがソニーEマウント用フルサイズ機「TAMRON 50-400mm F/4.5-6.3 Di III VC VXD」を発表

タムロンは、8倍という驚異的なズーム比を誇る望遠ズーム「TAMRON 50-400mm F/4.5-6.3 Di III VC VXD」を発表した。フルサイズセンサーを搭載したソニーEマウントミラーレスカメラ専用で、1,299ドルで予約受付を開始した。

タムロンが、ソニーEマウントフルサイズカメラ用の唯一無二の大開口ズームレンズ、20-40mm F2.8 Di III VXDを発表した

そして今回、標準域から望遠域をカバーするズームレンズを発表した。

新型50-400mm F/4.5-6.3 Di III VC VXDは、既存のTAMRON 70-300mm F4.5-6.3 Di III VC RXDよりもさらに自由度の高い選択肢となるかもしれない。

Image credit: TAMRON

TAMRON 50-400mm F/4.5-6.3 Di III VC VXD:特徴

超望遠レンズ「TAMRON 50-400mm F/4.5-6.3 Di III VC VXD」(プロダクトコード:A067)の特長は、8倍ズームであること。50mmから400mmまでの焦点距離を持ち、スポーツや野生動物の撮影など、非常に幅広い用途に対応する。

Image credit: TAMRON

9枚羽根の絞りは、この大口径ズーム域で一定ではなく、F4.5(50mm)~F6.3(400mm)の間で変化する。また、焦点距離に応じてレンズの最短撮影距離も変化する。50mmでは、倍率1:2で0.25mまで寄れる望遠ズームで、ハーフマクロのようなレンズになっている。

AFはタムロン独自のVXD(Voice-coil eXtreme-torque Drive)方式で、ソニー機のファストハイブリッドAFと相性が良く、手ブレ補正(VC – Vibration Compensation)も搭載している。100mm以下では、AI技術を駆使して最適な手ぶれ補正を行うとしている。

光学設計

本レンズの光学設計は、18群24枚のレンズで構成されています。XLD(eXtra Low Dispersion)レンズ2枚、GM(Glass Molded Aspherical)レンズ1枚、Hybrid Asphericalレンズ1枚を使用し、光学収差と色収差を抑えている。さらに、BBAR-G2(Broad Band Anti-Reflection Generation 2)コーティングにより、ゴーストやフレアの発生を抑制することができる。

Image credit: TAMRON

サイズ、重量、物理的デザイン

この望遠ズームの性格を考慮し、サイズと重量を最小限に抑えられている。50mmで183.4mm、ズーム最大で258mmと小型・軽量化を実現した。さらに、重量は1,155gと軽量だ。

Image credit: TAMRON

鏡筒は水や傷に強く、前玉にはフッ素コーティングが施されている。レンズ前面には67mmのねじ込み式フィルターが装着可能で、TAMRONのズームレンズとしてはかなり標準的な措置がとられている。最後に、レンズのファームウェアはTAMRON Lens Utilityでアップグレード可能で、遠くの被写体にフォーカシングする際に、レンズのフォーカス範囲を制限して高速性能を実現することも可能だ。

価格と発売時期

新しいTAMRON 50-400mm F/4.5-6.3 Di III VC VXDは、現在フジヤカメラで148,500円で予約受付中。9月22日から発売されるが、サプライチェーンの潜在的な問題により、発売日が変更される可能性がある。

このレンズには、花型フードのほか、フロントとリアのレンズキャップが付属する。また、オプションでアルカスイス式三脚座を用意している。

詳しくは、こちらのタムロンのホームページをご覧いただきたい。

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