ブラックマジックデザイン(Blackmagic Design)は、FCP 7ユーザーがResolveに移行するのに役立つチュートリアルビデオをリリースした。Resolveが次の業界標準のプロフェッショナルNLEになるための有益なツールとなるだろう。
Appleが新しいMacOS、High Sierraを発表し、Final Cut Pro 7は終焉を迎えたと言える。多くのエディターが新しいプロフェッショナルNLEプラットフォームへの意向を強いられるだろう。 ブラックマジックデザインは、これを機に、FCP 7からDaVinci Resolve 14に移行するためのビデオをリリースした。
主にFCP 7ユーザーを対象としているが、ビデオは他のNLEユーザーにもアピールしているようだ。
GUI(グラフィカルユーザインタフェース)は、FCP XではなくFCP XとPremiere Proの両方を連想させるように見える。マグネチックタイムラインのないFCP Xのようだ。
同社は、このチュートリアルの目的は、FCP 7ユーザーが同様のインターフェースを使用して、Resolveへの移行を支援することであると説明している。しかしよく見ると、FCP XとPPにも適用されている部分があるようだ。
新しい機能には、パフォーマンスの向上とオーディオのポストプロダクションスイートFairlightが含まれている。さらに、DaVinci Resolve 14には、自動顔認識とそのトラッキングなど、エディターやカラーリスト用の新機能が多数含まれている。
さらに、DaVinci Resolve Studioは、フィルムグレインエミュレーション、フレア、正確なフィルタなどの優れた機能を提供する。
ブラックマジックデザインは、NLEを替えることは離婚して再婚するようなことと知っており、それには大変な勇気が必要だ。多くのFCP 7ユーザーは、FCPXへの移行を迷っているが、同社はこれを機会にResolveへの意向を期待している。
業界標準のカラーグレーディングスイートを搭載したNLEプラットフォームと、確固とした技術的機能を備えた最先端のDAW(Digital Audio Workstation)は、DaVinciを今やプロフェッショナルNLEの座へと押し上げている。
価格に関しては、スタジオバージョンはわずか299ドルで、クラウドベースのサブスクリプションプランの年間費用よりも少なく、またFCP Xと同価格だ。