広告

「ローターを回転しないで飛び立つヘリコプター!?」はどうやって撮ったのか。

「ローターを回転しないで飛び立つヘリコプター!?」はどうやって撮ったのか。

皆さんは最近ソーシャルメディアで、ローターを回転させないで飛び立つヘリコプターのビデオを見たことがあるだろうか。私たちの目では決して見ることのできない光景だ。この映像はどのようにして撮られたのだろうか?

上のヘリコプターのビデオは、ミュンヘンに住むカメラマンChris Fay氏が撮影した。フレームレートとシャッター速度は同期され、シャッタースピードはプロペラの回転数に応じて設定されている。シャッタースピードは通常の1/180よりも早く、おそらく1/640か1/1250くらいだろう。これにより、プロペラが停止しているように見えるのだ。

ビデオは我々の目で見ることができない超現実的な映像で、大変面白い。我々はChrisと連絡を取り、ビデオの撮影方法について話した。

私は香港で1月にこのビデオを撮影しました。サムスンのS7スマートフォンを使用しています。「プロ」機能では、ISOとシャッタースピードをマニュアルで調整できるので、これをコントロールしています。モーションブラーを取り除くため、シャッタースピードをかなり高い値に設定する必要がありました。

元のビデオは2560 x 1440ピクセルのQHDで記録されています。

フレームレートは30 fpsです。多分ヘリコプターのローターは約6回転/秒の回転速度だと推測しています。カメラのフレームレート30 fpsはそれの倍数であるため、ヘリコプターのブレードは止まって見えます。ヘリコプターは離陸する時、同じ回転数を保ち、回転の傾きを調整して離陸します。従って、離陸時はフレームレートを一定に保っておけばよいわけです。

理屈は意外に簡単で、誰でも、普通のカメラで撮ることができる。是非、挑戦してみてはいかがだろうか。

Leave a reply

Subscribe
Notify of

Filter:
all
Sort by:
latest
Filter:
all
Sort by:
latest

Take part in the CineD community experience