Tiffenは、アンティークサテン、アンティークパールセント、アンティークブラックパールセントという3つの新しいラインを含む、暖色系ディフュージョンフィルターの新シリーズを発表した。すべての新しいウォームディフュージョンフィルターは、標準的なサイズと濃度で提供される。
ある種の映画のようなルックが強く求められている。最近では、非常にパワフルで高性能なビデオカメラが登場しているが、昔のようなルックは今でも需要が大きい。そしてそれは、ポストプロダクションでデジタル的に実現することも、レンズの前にガラスフィルターを置いてカメラ内で実現することもできる。
Tiffenは、この市場における重要なメーカーの1つで、今回、新しいフィルターファミリー、いわゆるウォームディフュージョンフィルターを発表した。
ウォームディフュージョンフィルター
新しいウォームディフュージョンフィルターファミリーは、「アンティークサテン」、「アンティークパールセント」、「アンティークブラックパールセント」の3つのディフュージョンフィルターのラインで構成されている。いずれも標準サイズ(4×4、6×6、4×5.65、138mm)で、濃度は1/8、1/4、1/2、1、2から選択できる。ティッフェンでは、”3や4などの特殊なサイズや濃度も対応可能 “としている。
同社は「新開発のウォームディフュージョンフィルターは、ハイライトの白飛びやシャドーのディテールの消失を防ぎ、最高の画像を生み出すのに役立つ。」と述べている。
まず、「アンティークサテン」は、”コントラストを落とさず、全体的なシャープネスを維持しながら、肌の毛穴などの細かいディテールを滑らかにする “と謳っている。また、アンティークパールセントは、”ソフトで心地よい大気の輝きを生み出し、穏やかな色の脱色と穏やかなクリーム色のハレーションを伴う “とし、最後に、アンティークブラックパールセントラインのフィルターは、”過度なハレーションやコントラストの低下なしに、影のディテールを維持しながら深い黒を維持する “としている。
プレスリリースはここまでだが、同社社はフィルターを選ぶ際の参考になるように、いくつかのビデオを提供している。
Antique Satin:
Antique Pearlescent:
Antique Black Pearlescent:
上の動画を見てもわかるように、これらのTiffenの新フィルターは、撮影状況によっては非常に便利だ。しかし、撮影時に光学フィルターを使用すると、(デジタル)ポストプロダクションとは異なり、取り返しのつかないことになることを覚えておく必要がある。
価格と発売時期
暖色系ディフュージョンフィルターの3つのラインナップはすべて発売中。価格はサイズによって異なり、4×4フィルターは335ドル、4.5×6.5フィルターは540ドル、6×6フィルターは699ドルとなっている。
Tiffenのウェブサイトはこちら。