TiltaはZ CAM E2用に新しいTiltaingケージを導入した。多くの1/4 “-20および3/8” -16取り付けネジ穴、2ヵ所にARRIロゼット、1つのコールドシューを持つ。また、Tiltaのさまざまなアクセサリー、ハンドル、および電源ソリューションをサポートする。
Z CAMは中国のカメラメーカーで、その製品は人気が高まりつつある。同社は最近、手頃な価格のZ CAM E2Cの開発を完了したが、これは、すでに多く使われているZ CAM E2の下位モデルだ。 NAB 2019で、Z CAMは新しいフラッグシップとなる6Kおよび8K大型センサーカメラも発表している。
Tiltaも中国のカメラアクセサリーメーカーで、製品ラインアップを再編成している。すでに特定の製品にTiltamaxという名称を使用しているが、はTiltaingと名付けられた新しいブランドも登場した。 同社のE-shopでは、現在3つのブランドでラインアップされている。
- Tilta(会社名)には、カメラリグとケージ、電源ソリューション、メカニカルフォローフォーカス、およびさまざまなケーブルとサポートシステムが含まれる。
- Tiltamaxには、ジンバルと手振れ補正システム、レンズ制御システム、ワイヤレス伝送システムが含まれる。一般に、内部に複雑な電子機器を搭載したものはすべてTiltamaxとしてブランド化されているようだ。
- Tiltaingには、選択したカメラケージ、電源ソリューション、およびアクセサリーが含まれる。
なおこれは単に筆者の考えで、正式にこのように発表されているわけではない。NAB 2018でTiltaが初めてTiltaingブランドを公表したのは、Tiltaが将来の製品アイデアを共有するため、映画製作者向けのクラウドファンディングチャンネルを発表したときだ。
さてTiltaは、TiltaingブランドでZ CAM E2の新しいケージを導入した。
Tiltaing Z CAM E2ケージの概要
Tiltaing Z CAM E2カメラケージは、カメラ本体に保護ガードを提供し、複数の1/4 “-20および3/8” -16ネジ穴、2ヵ所のARRIロゼット取り付けポイント、1つのコールドシューを持つ。
ケージのベースには、カメラをジンバルに取り付ける場合などに対応する取り付け穴があり、セットアップのバランスを簡単に微調整できる。各種ベースプレートをケージの底部に取り付け、ロッドを取り付けたり、電源を構成したりすることができる。
クイックリリーストップハンドルや各種サイドハンドルをケージに取り付けて、Z CAM E2を快適に保持することもできる。
Tiltaは、ケージ用のさまざまなアクセサリーを提供している。たとえば、フォローフォーカスモーター用15mmシングルロッドホルダー(トップ/ボトム/サイド)、HDMIクランプアタッチメント、ボルト付きUSB-Cケーブル、SSDホルダーなどがある。
トップハンドルや各種サイドハンドルには、ソニーNPバッテリーやサムスンT5 SSDを内蔵することもできる。 Tiltaは、V Lockバッテリー、ゴールドマウントバッテリー、ソニーNPバッテリー、キヤノン LP-E6バッテリーなど、さまざまな外部バッテリー取り付けオプションも提供している。 Z CAMケージとアクセサリーはセットにバンドルされているが、個別にも購入できる。以下はセットの例。
- Tiltaing Z CAMキットAには、ベースZ CAMケージ、クイックリリーストップハンドル、サムスンT5 SSDドライブホルダー、Z CAM用90度USB-Cケーブル、Arcaクイックリリースベースプレート、Manfrottoクイックリリースベースプレートが含まれる。 199ドル。
- Tiltaing Z CAMキットBには、ベースZ CAMケージ、クイックリリーストップハンドル、サムスン T5 SSDドライブホルダー、Z CAM用90度USB-Cケーブル、12 V Micro DCオス-Z CAM電源ケーブル、およびTiltaingシンプルサイドハンドルが含まれる。価格は319ドル。
- Tiltaing Z CAMキットCには、ベースZ CAMケージ、クイックリリーストップハンドル、サムスンT5 SSDドライブホルダー、Z CAM用90度USB-Cケーブル、Arcaクイックリリースベースプレート、Manfrottoクイックリリースベースプレート、12V Micro DC male to Z CAM電源ケーブル、およびTiltaingサイドパワーハンドルタイプII(F570バッテリー)が含まれる。価格は499ドル。
すべてのケージキットは予約注文が可能で、3〜5週間以内に出荷される予定。フルケージのみの価格は129ドル。