ティルタは新しいカーマウントシステム、ハイドラ・アーティキュレーティングを発表した。この使いやすいシステムは、マンフロットのクイックリリースシステム付きボール雲台に接続された3つの吸盤とマジックアームで構成されている。このシステムは最大20kgの積載が可能だ。
ティルタは、車のルーフやサイドレールに取り付けることができるハイドラアームミニや、我々がレビューしたハイドラエイリアンシステムなど、すでに複数の車載マウントシステムを持っている。また、同社は便利な新しいHydra Electronic Suction Cupモジュール(LINK TO POST)をリリースしたばかりだ。
しかし、毎日カメラを車に取り付ける必要がない場合、あるいは小型のシネマカメラやミラーレスカメラで撮影する場合、大型の車載マウントシステムに投資するのは経済的に合理的ではないかもしれない。この問題を解決するため、ティルタはより「予算に優しい」コンパクトな選択肢、Hydra Articulatingカーマウントシステムを発表した。
Tilta Hydra Articulatingカーマウントシステム – 特徴
Hydra Articulatingカーマウントシステムには、3つの主要コンポーネントがある:3つの吸盤、3つのマジックアーム、1つのボールヘッド。まず、車に取り付ける6つの吸盤から説明しよう。吸盤の上には、安全ピンと1/4″-20マウントポイント付きのNATOレールがある。
次に、両端にNATOクランプが付いた11″/28cmのマジックアームだ。マジックアームの片方は吸盤に取り付け、もう片方はボールヘッドに接続する。この汎用性の高いシステムにより、ボール雲台を素早く上下、調整、水平にすることができる。
ティルタによると、マジックアームの最大積載量は7.9kg。システム全体の最大可搬重量は20kgだ。
このシステムの最後の部品はボール雲台で、いくつかの部品から構成されている。最初のパーツは、マジックアームに接続する75mm/100mmボールアダプターだ。その名が示す通り、このパーツに自分の75mmまたは100mmボール雲台を直接取り付けることができる。ティルタによると、カメラを適切に水平にするために15°の調整が可能だという。
三脚の雲台は付けたくないという方もご安心を。キットには、75mmボール雲台タイダウンアダプター、マンフロットのクイックリリースモジュール、マンフロット/アルカのクイックリリースプレートも含まれている。
価格と発売時期
Tilta Hydra Articulating car mounting systemは予約可能で、449ドルで6月7日に出荷が開始される予定だ。
詳細については、Tiltaのウェブサイトを参照のこと。