Tiltaは、多用途で手頃な価格のコンパクトなリギングオプション、ティルタ・ライトウェイト・ショルダーリグを発表した。このショルダーリグシステムは、マンフロットのスライディングプレートを内蔵したショルダーパッド、リアショルダーパッド、2本の伸縮可能なハンドルで構成されている。そして、アルカスイス/マンフロットのデュアルベースプレートにより、ティルタ・ライトウェイト・ショルダーリグにカメラを装着し、スライドさせて、完璧なバランスポイントを見つけることができる。
中国のアクセサリーメーカーTiltaは、キヤノンEOS R5 CケージやKinefinity MAVO Edge 6K/8Kリギングオプションなど、革新的で手頃なカメラリギングソリューションの作成で知られている。同社はまた、ハイドラアームミニコンパクトカメラクレーンやハイドラエイリアンカーマウントシステム(レビューはこちら)などのカメラスタビライゼーションツールも製造している。
しかし、Tiltaのラインナップには効率的なショルダーリグシステムが無かったが、今回Tilta Lightweight Shoulder Rigを発売した。
特徴
Tilta Lightweight Shoulder Rigは、他のTilta製品と同様に、アルミニウム合金とステンレスをほぼ全面的に使用し、プラスチック部品を使用しないことで最高の耐久性と信頼性を実現している。3.5kgと、比較的コンパクトで軽量なショルダーリグオプションだ。
前述したように、Tilta Lightweight Shoulderはいくつかのパーツで構成されている。
- ベースプレートとショルダーパッドで構成されており、かなり快適そうだ。ショルダーパッドは左右の肩にフィットし、ベルクロでベースプレートに装着される。
- ベースプレートの背面には、バッテリープレートやカウンターウェイトを接続するための15mmロッドマウントのアタッチメントが2つあります。15mmロッドの下にはNATOレールがあり、付属のバックショルダーパッドを取り付けることができる。
- Tilta Lightweight Shoulder Rigには、メインベースプレートの上に、複数のマウントスレッドを持つ長いマンフロット501スタイルのマウントプレートが付属している。また、プレートの前面にはハンドル取り付け穴がある。
- そのマウントプレートの上に、お気に入りのクイックリリースプレートを使用したり、カメラを直接マウントすることができる。さらに、マンフロットのスライド式マウントプレートに2本の1/4″-20ネジで取り付ける、マンフロットの501とアルカスイス互換のデュアルクイックリリースプレートが付属している。
- 最後に、Tilta Lightweight Shoulder Rigには、2つのハンドルエクステンションアームとARRIロゼット付きレザーハンドルが2つ付属している。エクステンションアームは、アーム自体に1/4″-20のスレッドを備えており、多関節アームを介して外部モニターをマウントすることができるようになっている。
全体として、よく考えられたショルダーリグだ。 しかし、ベースプレートの底面にはマウントポイントが見当たらないので、リグ全体を三脚に載せることはできない。つまり、ショルダーリグからカメラを離さないと切り替えができない。
価格と発売時期
Tilta Lightweight Shoulder Rigは現在予約受付中で、約2週間後に339ドルで出荷が開始される予定。
比較として、Zacuto ACT Recoilベースプレートはハンドルなしで470ドル、Wooden Camera Base Shoulder Rig V3は499ドルで販売されている。
詳しくは、こちらのTiltaのウェブサイトをご覧いただきたい。