広告

Timelapse+がTimelapse+STUDIOを発表 - タイムラプス処理を迅速簡単に行えるLightroomプラグイン

Timelapse+がTimelapse+STUDIOを発表 - タイムラプス処理を迅速簡単に行えるLightroomプラグイン

CEO兼創設者であるElijah Parker氏が率いるTimelapse+が、タイムラプスシーケンスを作成するための使いやすいポストプロセッシングプラグイン、Timelapse + STUDIOを発表した。

Timelapse+ Studio

 

タイムラプス撮影は簡単にできるように見えるが、一度試してみるとそれほど簡単ではないことが分かる。例えばシャッタースピードと絞りの設定や、特に昼から夜へ移行する場合の設置は難しいものがある

従ってタイムラプスをうまく撮影するためには、多くの練習とツールが必要となる。たとえば、Timelapse + VIEWのような専用の外部インターバルメーターだ。更に様々な周辺機器も必要になるだろう。

Timelapse+ STUDIO

Elijah Parker氏が、インターバルメーター用の新しいプラグイン、Timelpase + STUDIOを発表した。 Timelpase + STUDIOは、Adobe Lightroom(バージョン6.0以降、CCを含む)で動作するプラグインだ。いちいちLightroomを離れる必要がないので、効率が良く、使いやすい。 Gunther Wegner氏によるLRTimelapseなどの他のソリューションでは、それぞれのアプリケーション間でやりとりが必要になる。 Timelapse + Studioの概要については、以下のビデオを参照いただきたい。

基本的に、ワークフローには5つのステップがある。写真のグループ化、キーフレームの作成、キーフレームの編集、キーフレームのブレンド、そしてシーケンスのプレビューだ。これらのプロセスはLightroomを離れることなく行うことができる。

ワークフロー

初めてTimelapse + STUDIOプラグインをす要する場合はインターネットに接続してライセンスを取得する必要があるが、その後は問題なくオフラインで作業できる。Lightroomプラグインでライブラリをグループ化し、それぞれにタイムラプスシーケンスが含まれるようにする。その後、キーフレームを追加してシーケンスを好みに合わせて調整する。繰り返しになるが、Timelpase + STUDIOプラグイン上で全ての処理が可能だ。ブラシやグラデーションも可能。完了すると、プラグインはその間にあるすべてのフレームを補間されたメタデータで処理し、シームレスなトランジションを実現する。

Timelapse+ Studio

また必要に応じてキーフレームを追加することもできる。エフェクトを追加してシーケンスのトリミングをアニメートする場合は、好みのキーフレームを追加する。更に夕刻から夜への移行のタイムラプスでは、Timelapse + STUDIOプラグインは露出ランピングの問題も解決してくれる。

すべての変更をシーケンスに適用した後は、プラグインを使用してシーケンスをプレビューできるが、Lightroomがすべてのプレビューを新しいパラメータで更新し終わるまで待つ必要がある。その後、完成した画像を書き出して、Adobe Premiereなどの他のアプリケーションでビデオシーケンスをレンダリングすることができる。なお、キーフレームを追加して最初からやり直すことも可能だ。

Timelapse+ Studio

全体のプロセスは非常に簡単で単純だが、いくつかの欠点も残っている。 1)Lightroomではビデオファイルをレンダリングできないため、処理済みの写真を別のアプリケーションに読み込む必要がある。 2)Timelapse+ STUDIOは、絞りとシャッター速度のフリッカー改善をサポートしていない。

これについてElijah Parker氏は次のようにコメントしている。

Lightroomでの後処理を単純化するためにこのプラグインを開発しました。これにより、独立したアプリケーションではなく、一般的なユースケースで迅速で簡単なソリューションとなっています。

価格

タイムラプス後処理に関して個々の問題を処理できるツールが好みなら、LRTimelapseがより良い解決策になるかもしれない。 LRTimelapseはデフリッカーを行い、プレビューを行い、結果のビデオをさまざまなフォーマットやコーデックに直接レンダリングすることができる。ただし価格はプライベートライセンスで約120ドル、プロライセンスで約330ドルを支払う必要がある。一方、Timelapse + STUDIOはわずか49ドルだ。

Timelapse+ Studio

従って低価格で美しいタイムラプスを作成するなら、この新しいTimelapse + STUDIOプラグインは非常に良い選択肢だろう。一方、すでにタイムラプス撮影に精通しているなら、LRTimelapseがより良い選択かもしれない。どちらも、無料の試用版をダウンロードして自分でチェックすることができる。

これらすべての後処理アプリケーションに対する懸念は、Lightroomの必要性だ。タイムラプスの後処理では、例えばCapture OneSkylum Luminarなども存在する。これらは独立したアプリであり、機能も充実しつつある。

LRTimelapseのLとRはそれぞれL(ight)R(oom)を表しているが、この新しいTimelapse + STUDIOもLightroomに依存するものだ。なお、LRTimelapseはAdobe Bridge / ACR(Adobe Camera RAW)ワークフローをサポートしている。

Links: Timelapseplus.com

 

Leave a reply

Subscribe
Notify of

Filter:
all
Sort by:
latest
Filter:
all
Sort by:
latest

Take part in the CineD community experience