Timelapse + はVIEWインターバルタイマー用の新しいファームウェアアップデートバージョン1.8をリリースした。これにより、より多くの新機能が追加され、新しいTimelapse + CORE USBカメラドライバーも搭載された。
Timelapse + のVIEWはインターバル撮影用のインターバルタイマーで、2016年にKickstarterキャンペーンとしてリリースされ成功裏に終了している。これは多くの便利な機能を持つが、おそらく最も有用な機能は、自動で昼から夜、あるいは夜から朝のタイムラプス撮影ができる機能だろう。詳細については、2016年の記事(英語)、およびTimelapse +の Webサイトを参照いただきたい。
2018年12月の更新で、富士フイルムXシリーズカメラのサポートが追加された。現在、同社はVIEWに新機能と対応カメラを追加するバージョン1.8をリリースした。また、 COREと名付けられたUSBカメラドライバーも更新されている。
Version 1.8とCORE USBカメラドライバー
1年半にわたって、Timelapse +は新しいカメラドライバーを再設計し、これを COREと名付けた。柔軟性を高めるよう最適化されているため、カメラのサポートが簡単になっている。 Timelapse +によると、信頼性が高く、高速になったので、撮影間隔を短くすることができる。
新しいドライバーはVIEW用に作成されているが、Timelapse +はパッケージ化し、ライセンスを供与している。 COREドライバーは、多くのカメラに対応し、USBから制御できる。
VIEWバージョン1.8は、以下の新しいカメラをサポートする。
- キヤノンEOSおよびEOS R
- ニコンDSLRおよびZ
- 富士フイルムXおよびGFX
- オリンパスカメラ
- パナソニックカメラ
ソニーのカメラは当初からサポートされているが、COREドライバーはさらに改善された。第1世代および第2世代のソニーカメラでは、USBではカメラのSDカードに保存できなく、VIEWのSDカードに画像をコピーする必要があった。 COREドライバーでは、以前の半分の時間で済む。これにより、第1世代と第2世代のソニー製カメラは、より短い間隔で撮影できるようになった。
更に多くの改善とバグ修正がされている。
- ライブ調整:タイムラプス撮影実行中に一連のフレームでタイムラプスパラメーターを変更可能
- 長期的なタイムラプス:毎日の開始/停止時間を設定でき、毎週のスケジュールを設定できる。
- 自動ランピング開始時の露出は、移行後の露出から分離された。日没時の逆光により、露出オーバーになる場合があった。夜間の露出は絶対輝度プリセットに基づきり、ランプオプションで調整できるようになった。これにより、さまざまなシーンをより適切に処理できる。
- USBデータアダプターケーブルを使用したeMotimo ST4のサポート。 AUX2 TRSインターフェースで制御できるシンプルなソリューションにも対応し、ハブなしでUSBでカメラに接続できる。
DJI Ronin-SおよびRonin-SCのサポートを開発中
さらに、DJI Ronin SおよびSCジンバルへの対応も開発されている。VIEWのアプリからキーフレームモーションコントロールが可能となる。ただしまだ開発中で、制御とセットアップは完成しているが、動きがスムーズではない。モーターの制御など、さらに開発が続けられている。リリース日はまだ発表されていない。
価格と発売時期
VIEWインターバルタイマーは現在購入可能で、価格は399ドル。
新しいVer.1.8およびCORE USB カメラドライバーはダウンロード可能。 COREは、個人使用は無料で、商用使用は有料となっている。