トキナが135mm T1.5 Vistaプライムレンズを発表
トキナはIBC2019で135mm T1.5 Vistaプライムシネマレンズを発表した。これは同社のVistaプライムシネマレンズラインナップの7番目のレンズになる。 Vistaシリーズの他のレンズと同じ機構を備えており、PL、EF、E、MFT(マイクロフォーサーズ)、LPLの各マウントが用意されている。価格は約9,000ドルで、2020年1月に出荷開始予定。
トキナシネマレンズのラインアップには、オリジナルのVistaプライムシリーズ、Vista Oneプライムレンズ(今年初めに発表)、100mmマクロレンズ、およびいくつかのズームレンズが存在する。 IBC 2019で、トキナは新しい50-135mm T2.9 MKIIシネマズームレンズと135mm T1.5 Vistaプライムを展示した。50-135mm T2.9 MKIIシネマズームレンズに関しては、他の記事をご覧いただきたい。この記事では、135mm Vistaプライムを取り上げる。
135mm T1.5 Vistaシネプライムレンズ
Vista Primeシリーズのレンズは、高解像度、大きなイメージサークル、最新の光学系を持ち、同社のラインナップの上位モデルに位置付けられている。このシリーズのレンズはT1.5と非常に明るく、46.7mmのイメージサークルは、RED Monstro 8Kや ARRI ALEXA LFなどのフルフレームカメラを余裕でカバーする。
これらのレンズでは、現在、Vistaシネマレンズには、焦点距離が18mmから105mmの6本のレンズが発売されている。最新の135mm T1.5 Vistaは、ラインナップを補完し、従来最長だった105mmレンズに代わって最望遠となる。 このレンズもVistaラインアップの他のレンズと同じフォーカスとアイリスリングのギア位置となっている。 135mmレンズの重量は約3kg。フォーカスブリージングは事実上ない。
135mm T1.5シネマレンズは、PL、EF、E、MFTおよびLPLの各マウントを選択可能。マウントはサービスセンターまたは販売店で交換可能。
価格と発売時期
135mm T1.5 Vista Primeの価格は9,000ドル。高価だが、ZeissやARRIの同様のものと比較すると、かなり手頃な価格ではある。2020年1月に出荷予定。