トキナatx-i 11-16mm f / 2.8 CFは、同社のロングセラーであるAT-X 116 PRO DX IIに基づいて設計された、新しい超広角APS-Cレンズだ。 キヤノンEFとニコン F DSLRカメラに対応する2つのバージョンがある。内部フォーカス、撥水コーティング、ワンタッチフォーカスクラッチメカニズム、および77mmフロントフィルター径の仕様。軽量ボディで、全体的に良好な光学性能を提供する。11月8日発売予定で、価格は税込54,800円。
トキナのオリジナルAT-X 116 PRO DX II 11-16mm f / 2.8レンズは、多くのカメラマンに愛用された超広角レンズだった。このレンズは、特に映画制作でも用いられた。それはf / 2.8で一定f値、フロントフィルタースレッド、軽量設計、そして比較的安価で会ったことが大きな理由だ。新しいTokina atx-i 11-16mmは、その機能を受け継いでいる。
atx-i 11-16mm f/2.8 CFの概要
広く普及しているAT-X 116 PRO DX IIに基づいて、atx-i 11-16mm F2.8 CFは、現代のAPS-CセンサーDSLRカメラ用に最適化した設計をされている。
また、このレンズは現在唯一のAPS-Cサイズのデジタル一眼レフカメラ用のf / 2.8超広角ズームレンズだ。ズーム範囲全体でf / 2.8の一定のf値で比較的暗い環境での撮影にも対応できる。
2枚の非球面レンズと2枚の超低分散レンズを使用し、歪みを最小限に抑え、球面収差と非点収差を抑え、画像全体の良好な解像度とコントラストを実現している。光の減衰は、すべての焦点距離で適切にコントロールされている。
反射防止多層コーティングにより光透過率が向上し、反射が最小限に抑えられている。また、撥水コーティングにより、レンズ表面のクリーニングも容易になっている。
筐体は金属製で、さまざまな撮影条件で安心して撮影できる。外装は、現代のデジタル一眼レフカメラのデザインに合わせて特別にデザインされている。ワンタッチフォーカスクラッチメカニズムにより、オートフォーカスとマニュアルフォーカスを瞬時に切り替えることができる。更にフォーカスやズームを操作しても、全長は変化しない。
ニコンFマウント用のatx-i 11-16mm F2.8 CFは、内部サイレントフォーカシングモーターと精密なGMRセンサーを組み合わせて、AF駆動ギアとモーターを持たないカメラボディでもレンズをAFを使用できる。
動画撮影時の利点
同社は特に、atx-i 11-16mm F2.8 CFレンズが映像クリエーターにとって非常に優れた超広角レンズであると述べている。この主な理由は次のとおり。
- NDフィルター用77mmフロントフィルタースレッド(最広角時にケラレが発生する可能性がある)
- フォーカスブリージングを最小化。またフォーカシングによりフレーミングが変化しない。
- 自然な映像–歪みがほとんどないため、パン中に画像が歪むことはない。
- ズームを操作しても明るさが変わらない一定F値。
- ズームやフォーカスを変えても全長が変化しないのでジンバル仕様に適する。また軽量。
主な仕様
- センサーサイズ:APS-C
- マウント:キヤノンEF、ニコン F
- 色:黒
- 焦点距離:11-16mm
- 絞り:f / 2.8 – f / 22
- 自動絞り:可
- 画角:104°-82°
- 最短合焦距離:0.3m
- マクロ比:1:11.6
- フォーカスモード:自動
- マニュアルフォーカスリング:可
- オートフォーカススイッチ:クラッチリング
- フォーカシングタイプ:内部フォーカス
- フィルター径:77mm
- コーティング:マルチコーティング
- レンズ構成:11群13枚
- 絞り羽根数:9
- 寸法:84 x 89mm(Nikon F)、84 x 92mm(Canon EF)
- 重量:555g
- 付属品:フロントレンズキャップ、取扱説明書、レンズフード、リアレンズキャップ、保証書
価格と発売時期
atx-i 11-16mmは現在予約注文可能。出荷は2019年11月8日に開始される。価格は税込み54,800円。
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