トキナーは、2本の新しいVistaプライムレンズ、トキナーVista 21mm T1.5とトキナーVista 29mm T.15を正式に発表した。これらの超広角レンズと広角レンズは、ビスタビジョンとフルフレームのイメージセンサーをカバーしている。
数週間前、トキナーはトキナーシネマ21mmと29mm T1.5 Vistaプライムの開発を発表した。これらのレンズが早くも発売され、予約販売が可能となった。
発売時、トキナーシネマVistaラインは7本のレンズで構成されていた。2020年11月と2021年1月に、同社は40mm T1.5と65mm T1.5を追加した。さらに21mmと29mm T1.5の発売により、トキナーシネマビスタのラインアップは11本、すべてT1.5のレンズで完結した。
トキナーシネマ21mm・29mm T1.5の仕様
トキナーシネマビスタのすべてのプライムレンズには多くの共通点があり、この新しい2本のレンズも同様だ。以下はこれらのレンズの主な共通点。
- イメージサークルは46.7mmで、FF35、ビスタビジョン、レッドドラゴン8K VVセンサーをカバーする。
- すべてのレンズの開放F値はT1.5。
- 前面外径は114mmで、フィルター径は112mm(18mm T1.5を除く)。
- すべてのレンズの重量とサイズは統一されており、簡単かつ迅速にレンズ交換が可能。
- レンズマウントは交換可能。ARRI PL、ARRI LPL、キヤノンEF、MFT、ソニーEマウントの中から選ぶことができる。
- フォーカスブリージングがほとんどない。
- 絞りは9枚羽根で、滑らかな丸みを帯びたボケを実現する。
トキナーシネマビスタレンズは印象的な仕様で、市場で最高の球面シネマレンズの一つだ。
従来の18mm、25mm、35mm、40mm、50mm、65mm、85mm、105mm、135mm T1.5に、21mm T1.5と29mm T1.5が加わる。
レンズ構成
トキナーシネマビスタ21mmT1.5のレンズ構成は、18群19枚。最短撮影距離はわずか36cm。レンズの長さは16.2cm、PLマウントで、重量は2.33kgとなっている。
トキナーシネマビスタ29mmT1.5は、18群18枚構成で、最短撮影距離は35cm。長さ16.5cm、PLマウント、重さ2.25kg。
仕様
価格と発売時期
両レンズはそれぞれ7.499ドルで発売中。
詳しくは、こちらのページをご覧いただきたい。
フジヤカメラのトキナーレンズ一覧はこちら。
Featured image credit: Phil Holland