トキナーは、富士フイルムXマウントおよびソニーEマウントのミラーレスカメラ用の新しいレンズ、トキナーSZ 8mm F2.8を発表した。この魚眼レンズは、APS-Cセンサーに対応し、専用フォーカス、非クリックの絞りリングを備えた完全マニュアルレンズだ。
トキナーは、デジタル一眼レフ革命の時代にAPS-Cカメラ用の超広角ズーム11-16mm F2.8で映像製作者の間で非常に人気を博した。その後、富士フイルムXマウントやソニーEマウントのミラーレスカメラに対応したatx-mのラインナップをはじめ、多くのレンズを開発するようになった。また、Vista Primes T1.5シリーズのような素晴らしいシネマレンズも数多く手がけている。
概要
トキナーSZ 8mm F2.8は、全長わずか6cm、重量280gとかなり小型軽量な魚眼レンズで、携帯にも便利だ。
このレンズはAPS-Cセンサーをカバーしており、180°の視野を得ることができる。SZ 8mm F2.8には、取り外し可能なレンズフードが付属している。
フードを外して、フルサイズミラーレスカメラで使用することもできる。SZ 8mm F2.8はセンサー全体をカバーしないが、側面に黒枠のある丸い画像を作成することが可能だ。
この魚眼レンズは完全にマニュアルだ。専用のフォーカスリングと絞りリングを備えています。絞りリングは非クリック式で、アイリスを正確に微調整したい映像制作者には便利だ。
光学設計
トキナーSZ8mmF2.8のレンズ構成は9群11枚で、絞り羽根は7枚。最短撮影距離はわずか10cmで、芸術的なショットを作成するには最適だ。残念ながら、市場にあるほとんどの魚眼レンズと同様に、SZ 8mm F2.8にはフロント/バックフィルターを取り付けることができない。
価格と発売時期
トキナーSZ 8mm F2.8フィッシュアイレンズは、Xマウント版、Eマウント版ともに3月中旬に出荷を開始する予定。現時点では、価格に関する情報はない。
詳しくは、こちらのトキナーのホームページをご覧いただきたい。
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