TTArtisanは、21mm F / 1.5 ASPHレンズの新しいマウントをリリースした。すでに発売されているライカMに加え、新たにソニーE、ニコンZ、キヤノンRF、パナソニックLマウントを発売した。フルフレームに対応する手頃な価格のマニュアルレンズだ。
TTArtisanは若い中国企業で2019年に設立された。手頃な価格の写真レンズを開発している。ライカMカメラ用のレンズは2年足らずですでに5種類発売されている。今回、その他のレンズマウントを発売し、ラインナップを拡大した。なお、CineDではAPS-C / M43カメラ用の50mm F1.2レンズについてすでにレポートしている。
TTArtisanは、21mm F / 1.5 ASPHにソニーE、ニコンZ、キヤノンRF、パナソニックLマウントを追加したことで、フルフレームミラーレスカメラのレンズラインアップを拡充した。
主な機能
他の同社のレンズと同様、21mm F / 1.5 ASPHは、開放がF / 1.5で、最短合焦距離がわずか0.7mの完全手動レンズだ。
現時点では、ソニーE、ニコンZ、キヤノンRF、パナソニックL、ライカMマウントの5種類のレンズマウントが選択できる。全てフルフレームセンサーに対応している。
ただし、上の画像でわかるように、マウントごとにサイズが異なる。重量は約410g。
レンズは11群13枚構成。絞り羽根は10枚で、フィルター径は72mmとなっている。
価格と発売時期
TTArtisan 21mm F / 1.5 ASPHは、429ドルで販売されているライカMバージョンを除き、他のレンズマウントは239ドルとなっている。この価格帯に他のレンズは無く、最も手頃な21mm広角レンズだったRokinon / Samyang 21mm F /1.4でさえ399ドルだ。
詳細については、TTArtisanのウェブサイトを参照いただきたい。