中国のレンズメーカーTTArtisanは、APS-Cおよびマイクロフォーサーズ(MFT)マウントの新しいレンズTTArtisan 50mm f /1.2を発売した。これは完全なマニュアルレンズで、ソニーE、キヤノンM、富士フイルムX、およびMFTマウントが選択できる。
TTArtisanは、手頃な価格の写真レンズを専門とする新興の中国メーカー。現時点では、ライカMマウントカメラ用の11mm f / 2.8、21mm f / 1.5、35mm f / 1.4、50mm f / 1.4、50mm f /0.95レンズをラインナップしている。 11mm f / 2.8のような一部のレンズは、ニコンZ、キヤノンRF、ライカL、ソニーEの各マウントに対応している。
今回同社は、APS-CおよびMFTマウントの新しいレンズTTArtisan 50mm f /1.2を発表した。
TTArtisan 50mm f/1.2の特徴
TTArtisan 50mm f / 1.2は、62mm(W)x 60mm(H)とコンパクトで336gと軽量なレンズだ。APS-CおよびMFTマウントが選択できる。解放値はf / 1.2で、絞りリングはクリックがあり、これは解除できない。暗い環境での撮影に適したレンズだ。
レンズ構成は5群7枚。最短合焦距離は50cm、フロントフィルター径は52mmとなっている。絞り羽根は10枚で構成されており、美しいボケ味が期待できる。
価格と発売時期
TTArtisan 50mm f / 1.2は、各マウントで、98ドルで販売されている。なお、レンズマウントはユーザーが交換できるようには見えない。
f /1.2でこの価格なので、高額性能はあまり期待できないだろう。しかし浅い被写界深度の撮影が多いなら、このレンズは手ごろな価格でお勧めのレンズだ。
詳細については、TTArtisanのウェブサイトをご覧いただきたい。