Ulanziが超小型ビデオ三脚「Ulanzi Video-Go 三脚」を発表
IBC 2023で、コンラッド・ブローダーズ氏にUlanziの新しい軽量ビデオ三脚について話を聞いた。昨年のIBC 2022で発表された同社のZero Yトラベル三脚よりわずかに重いVideo-Goの重量は1.46kgだ。新型のやや重めのビデオ雲台により、撮影時の安定性も向上している。
ビデオグラファー用のトラベル三脚といえば、携帯性と安定性が鍵となる。より冒険的な撮影では持ち運びやすさを求めるが、最大限の安定性も必要だ。スムーズな映像のために、どれだけ低い位置で安定性を確保できるか?
ビデオグラファーにさらなる安定性を
Ulanzi Video-Goは、この要求を満たすために開発された三脚だ。1.1kgのZERO Yモデルよりわずかに重い1.46kgの最新三脚は、映像制作者が必要とするさらなる安定性を提供する。重量が増すことで、不要な振動や動揺を最小限に抑え、起伏のある地形や、風や振動などの外的要因によって映像が危険にさらされるような状況でも安定性が増す。
UlanziのVideo-Go三脚雲台による柔軟性s
三脚は最大重量3kgのカメラ用に設計されているため、ビデオ雲台は小型で、コンパクトカメラや様々なレンズを装着した小型システムカメラに適している。ハーフボウルボール雲台は360度回転し、ベースにはパン・チルト機能が付いているので、脚を調整することなくカメラのバランスを取るのが簡単だ。ウランジはVideo-Go三脚用に3種類の雲台を用意している: アルカ、F38クイックリリースシステム、クロークイックリリースシステムだ。さらに、少し重めのカメラで撮影する場合は、より長いアルカプレートも利用できる。
リバーシブルで着脱可能なセンターポールによる多用途性
Ulanzi Video-Goの最大高さは146cmまで伸び、最小高さは約13cmだ。さらに、リバーシブルで着脱可能なセンターポールを採用し、汎用性を高めている。三脚の雲台は最大耐荷重3kg、三脚本体は最大20kgまで支えることができる。軽量なカーボンファイバー製で、脚の伸縮や折りたたみも簡単。
中にはサプライズも
便利なことに、Ulanziはハンドル内に隠し収納を設計しており、ドライバーを内蔵している。このツールにアクセスするには、ハンドルを取り外し、ハンドルの端のネジを緩めて隠し刃を出し、刃をハンドルの反対側に差し込めば、外出先ですぐに使える実用的なツールが完成する。
価格と発売時期
Ulanzi Video-Go三脚は10月12日に発売され、Ulanziのウェブサイトおよびヨーロッパの一部店舗で直接購入できる。価格は選択した雲台によって異なる:
- アルカ雲台付き:259ユーロ
- Cloakヘッド付き:279ユーロ
- F38雲台付き:299ユーロ