カメラを投げ上げて上からの映像を撮る、と言うだけのものだ。ドローンのようにプロペラがある訳でもなく、自分で飛行できるものでもない。AERはキックスターター(Kickstarter)のキャンペーンに登録されている製品で、GoPro Heroカメラを中に入れて投げ上げ上空からの映像を撮ろうというもの。しかしドローンよりも圧倒的に簡単だ。
あちこちでドローンの規制が強化されている。今やドローンは簡単に飛ばせなくなってしまった。しかし、そんな状況を逆手にとって?、オランダの会社AervideoがGoProを中に仕込んで投げ上げるだけのツール“AER”をキックスターターに登録している。具体的には中にGoPro Hero3+、4、あるいは5を収納できるようになっており、筐体は防水されている。垂直、水平尾翼が付いているので、飛行中は安定している。
さて、問題は、落下したとき、中のGoProは大丈夫なのか、ということだろう。メーカーの説明では、前面についているバンパーがクッションになり衝撃を和らげ、カメラを守るとのこと。
これで撮った映像は、ドローンで撮ったそれとはまた違うもので、落下する物体目線の映像は新鮮だ。
主な特徴
- そのまま投げるだけ
- キャッチしても良い
- GoPro Hero3+、4、および5に対応
- 防水
- 映像好きの友人へのプレゼントに最適
AERは、翼とバンパーは柔らかいポリプロピレン製、ヘッドは型物のポリプロピレン製。 価格は55ドル。
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