ハードドライブが突然故障した経験は誰しもが持っているだろう。バックアップをとることが重要だが、信頼できるハードドライブを使いたいものだ。信頼性の高いハードドライブの統計が発表された。
Backblazeのハードドライブの統計がある。 2013年以来、コンピューターのバックアップおよびクラウドストレージプロバイダーであるBackblazeは、企業のデータセンターのハードドライブに関する統計と洞察を公開している。
2020年末まで、Backblazeはデータの保存に使用される162,530台のハードドライブをモニターしており、以下の障害率に基づいて162,299台のハードドライブをリストした。
幸いなことに、年間故障率は2019年の1.89%から50%減少し、2020年では0.93%になった。
最も信頼性の高いハードドライブは東芝、HGST、Western Digital
東芝のドライブは印象的で、14TBドライブ(モデル:MG07ACA14TA)と16TBドライブ(モデル:MG08ACA16TEY)はそれぞれ年間故障率(AFR)がゼロだった。ただしこれらのドライブはBackblazeの2020年の統計までに2か月しかインストールされていない。
レポートに掲載されたWestern Digitalドライブは14TBモデルWUH721414ALE6L4のみだが、HGSTはWestern Digitalブランドであるため、同じ企業傘下にあり、HGSTドライブは長年にわたってSeagateドライブを常に上回っている。 そして今年も例外ではない。 BackblazeはそのWDCモデルの6,0002個をテストし、このドライブモデルのAFRがわずか0.16%であるとしている。
Seagate 6TBドライブの年間故障率が低い
2020年で250,000ドライブ日を超えるドライブモデルの場合、Seagate 6TBドライブ(モデル:ST6000DX000)は、0.23%の年間故障率(AFR)だった。このモデルは、リストされているすべてのドライブの中で、平均で最も古いモデルでもある。
6TB Seagateモデルに続いて、HGSTの4TBドライブ(モデル:HMS5C4040ALE640)が0.27%、4TBドライブ(モデル:HMS5C4040BLE640)が0.27%、8TBドライブ(モデル:HUH728080ALE600)が0.29%、12TBドライブ(モデル:HUH721212ALE600)0.31%と続いている。
今後数か月にわたってテストが継続されるため、今後の統計についてはBackblazeブログを参照いただきたい。