ソニーヨーロッパは同社のFS7 IIが賞品のビデオコンペを発表した。(日本でも昨年秋に開催されたが、これはその欧州版。欧州在住でないと応募できないが、ご参考まで。日本での応募作品はこちらから見ることができる。)
これはソニーが主催するイベントで、欧州の映像クリエーターの作品を広く募集し、優秀作品には同社のFS7 II(18-110mm F4キットレンズ付き)を商品として提供するというもの。これは“Just One Minute”というタイトルで、その名の通り、1分以内の作品に限っており、またドキュメンタリーのジャンルに該当するものでなければならない。ソニーはこれにより、FS7 IIがドキュメンタリーに理想的な4Kカムコーダーと印象づけることを狙っているようだ。
FS7 IIは昨年11月に導入された新製品で、cinema5Dでもその記事を掲載している。昨年のIBCでは18-110mm F4レンズについてもレポートしている。このレンズはFS7IIのキットレンズでもある。
審査は有名な映像クリエーターでブロガーのPhilip Bloom氏が担当する。どのような作品にするかを考える参考に、彼の書いたコメントがあるので紹介しよう。(英語の全文はこちらから読める)
単に映像をつないでいくだけではダメで、そこにミニドキュメンタリーとしてのストーリーが必要です。
また、かなり短い時間にまとめる必要がありますので、マーケティングを行い、人々が何に興味があるのかを知る事が重要です。見たいと思う人が多いということが、キーポイントの一つです。マーケティングが、優れた映像クリエーターの条件といっても良いでしょう。
なお、準優秀賞には同社のα7S IIが授与される。
コンペに参加するには、申込書に必要事項を記入し、YouTubeに作品をアップロードし、2017年3月12日までにエントリーパックに記載されている指示に従う。なお、応募資格は、規約にも記載されている欧州の国に居住していることが条件となっている。
下のビデオは2015年に行われたソニーのFS5ビデオコンテストの入賞作品。
様々な地域から作品が寄せられた。
https://www.youtube.com/watch?v=GnWiCenYr3Q
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