Wooden Cameraは各種カメラのPLマウントキットを発売しているが、この度、キヤノンC300 Mark II 用のPLモディフィケーションキットの出荷が発表された。
Wooden Cameraは、信頼できるサードパーティーのサプライヤーだが、PLマウントキットも扱っている。ブラックマジックデザインやREDのカメラシステムは一般的だ。
NABで、パナソニックのEVA1やキヤノンのC200といったカメラのレンズマウント交換をユーザーが行えるようにするキットを多く目にした。
特にC200用のものに関しては、興味深いものもあったが、 懸念した通り、永久的なレンズマウント交換だった。
その中にあって、今回紹介するWooden Cameraの C300 Mark II PLモディフィケーションキットは、最も注目すべき製品であり、ユニークな製品と言える。
以下のデモビデオのように、EFマウントのC300 Mark IIをWooden CameraのPLマウントに簡単に交換することができる。
ネジを外し適合するシムを選ぶだけで良い。
ソニーのEマウントは、短いフランジバックのため、レンズマウントシステムを簡単に交換できるというのが大きな長所だ。FS7が非常に人気を博した理由の1つと言えるだろう。
しかし、キヤノンのCinema EOSカメラでは、このようなことは物理的に不可能で、C300 Mark IIを購入する際に、EFまたはPLマウントを選択しなければならない。もっともキヤノンに送って、マウントを変更してもらうことは可能だ。
Wooden Cameraのキットを使用すると、これをユーザーが行えるようになる。バックフォーカスキャリブレーションツールが必要だが、レンタルハウスのサービス部門のものを使うという手段もある。
C300 Mark II PLモディフィケーションキットの価格は以下の通り。
Wooden CameraはパナソニックEVA1の PLキットのサービスパッケージも提供しているが、こちらはかなり複雑なようだ。