今年のNAB 2024で発表された最もホットな新型カメラの1 つは、 ブラックマジックデザインの PYXIS 6K だろう。このカメラは、同社のルーツを思い起こさせる待望の 「ボックス 」スタイルカメラだ。このカメラは、フルフレームセンサー、6K解像度、驚異的なダイナミックレンジを誇る。XLCS Designsはこのカメラに適した「フルメタルジャケット 」と呼ばれる非常にクールなソリューションを提供する。
より自由を求める人のために
上述したように、ブラックマジックデザインはアクセサリーのマウントポイントの自由度を制限したPYXISカメラを開発した。オーストラリアを拠点とするブラックマジックデザインは、URSA Cineハンドル、PYXISモニター、URSA Cine EVF(電子ビューファインダー)などのBMDアクセサリーに投資してもらいたいと考えている。
LマウントのBlackmagic PYXIS 6K専用に作られたXLCS Designsの新しいケージは、300以上のネジ穴、NATOレール、ロゼットマウント、コールドシュー、15mmロッドサポートポイントを備えている。単一ピースのアルミ削り出し構造は、Cスタンドからの落下や衝撃から保護すると同時に、すべてのポートへのアクセスを保ち、BMDアクセサリとの互換性も保証する。このセットアップにより、ケーブルアクセスやアクセサリーの互換性を犠牲にすることなく、包括的なカスタマイズオプションが可能になる。3,000ドルの買い物に価値を見出す人たちにとって、まさに美の極みだ。
XLCS Full Metal Jacketのスペックは以下の通り。
- 300以上のスレッドマウントポイント(32x 3/8″-16 w/Arri間隔を含む)
- サイドハンドル取り付け用ビルトインNatoレール×2
- 1xビルトインロゼットマウント
- 3x 内蔵コールドシューマウント
- 2x ユニバーサルアダプターロック取り付け位置*1
- 1x アダプター専用ロックマウント
- LCDスクリーンカバー/フードマウントオプション
- Direct-to-Cage15mmロッドマウントオプション* 1x
- バックプレートマウントオプション
*基本構成にはケージと取り付け金具のみ含まれ、他のアクセサリーはオプションのアドオンとなる。
軽量バージョンも選択可能
670gのアルミの塊はちょっとやりすぎだと思う人のために、XLCSはHollow Point と名付けられた600gの軽量バージョンも提供している。どちらの名前も弾薬用語から拝借したものだ。
Hollow Point は軽量だが、フルメタルジャケットと同じマウントの可能性がある。XLCSのウェブサイトによると、Hollow Pointは300以上のネジ式マウントポイント(32x 3/8″-16、Arri間隔を含む)、2xのサイドハンドルマウント用ビルトインNATOレール、1xのビルトインロゼットマウント、3xのビルトインコールドシューマウント、1xのユニバーサルアダプターロックマウント、LCDスクリーンカバー/フードマウントオプション、Direct-to-Cage 15mmロッドマウントオプション、バックプレートマウントオプションを提供する。唯一の違いはフェースプレートで、カメラとレンズを保護し、アクセサリー用のマウントポイントを追加できる。
Hollow Point の利点は、BMD PYXIS 6Kのどのマウントでも使用できることだ。PYXISには、L/EF/PLマウントの選択肢があるが、ケージを使用すれば度のマウントでも対応できる。
価格と発売時期
どちらのケージも349.99ドルで予約注文が可能で、11月1日に出荷される予定。必要な情報はXLCS Designsのウェブサイトをご覧ください。