CES2017は先週末に閉幕したが、まだレポートしていないガジェットがあるので、紹介しておこう。YI Technologiesの世界初4K UHD(3840×2160) / 60pで撮影できるアクションカメラ、YI 4K+だ。以下に詳細をレポートする。
YI Technologiesはアクションカメラ、ジンバル、ホームセキュリティーカメラシステムと言った分野で知られているが、YI-M1という$349.99のミラーレスカメラも最近リリースして話題になっている。この価格には12-40mmのレンズも含まれている。
しかし、ここ数年、それ以上に注目されているのが、GoProに取って代わろうとするアクションカメラのラインアップだ。これはYI 4Kというモデルで、2016年初に発売され、GoPro Hero 4 Blackと同じようなスペックを持ちながら、価格はその半分というもの。
同社は今回YI 4K+を発表したが、これは GoPro HERO 5 Blackの4K/30pを凌ぐ4K/60pを実現している。YI 4K+は1920×1080で120fpsをも実現しており、更にカメラ内3軸ジャイロスコープと3軸加速度スタビライゼーションを装備、そしてRAWで静止画を撮影することもできる。 GoPro HERO 5と同様、“Take Photo”とか“Shoot Burst”, あるいは“Start and Stop Recording”、 “Turn Off”といったボイスコントロールも可能だ。
下のビデオはYI 4K+のサンプルビデオ。
https://www.youtube.com/watch?v=7mN0iary2UU#action=share
YI 4K+の価格や発売時期は明らかにされていないが、分かり次第レポートしたい。
GoProをはじめ、アクションカメラのメーカーは、YI Technologiesのようなメーカーが気になっているかもしれないが、実際のところは手にしてみないと分からないところもある。しかし、発表されたスペックは素晴らしいものだ。
主な技術仕様
- 最大解像度:3840×2160(4K UHD)、最大60fps、100mbpsのビットレート
- RAW(スティルのみ)
- 1080p / 120fps
- 4K / 30fpsまでの電子式カメラ内手ぶれ補正
- 音声起動
- 2.19インチのレティーナタッチスクリーン
- 圧縮:H.264、.mp4ファイル形式
- ライブストリームモード
- タイムラプスモード
- 内蔵マイク
- Wi-Fi&Bluetooth
- 最大ビットレート:135mbps
- センサー:12 メガピクセル ソニーIMX377センサー
- YI 4Kアクションカメラと同寸法
- ポート:USBタイプC
価格と発売時期: 未定