Yongnuoは、フルフレームのソニーEマウント対応の35mm f / 2オートフォーカスレンズ(YN35mm F2S DF DSM)を発表した。コンパクトで軽量、52mmのフィルタースレッド、Fnボタン、0.35mの最短合焦距離が特徴。
中国のレンズとカメラのアクセサリーメーカーYongnuoは、非常に手頃なレンズとLEDライトが主力製品。しかし昨年、同社はミラーレスカメラYN450も発表した。(詳細はこちら)
また、2020年4月にはソニーAPS-Cカメラ用の50mm f / 1.8AFレンズも発表している。
35mm f/2 AF Eマウントレンズ
YN35mm F2S DF DSMは、オートフォーカス機能を備えたソニーEマウント用のフルフレームレンズで、長さは72mm、直径は67mmと非常にコンパクト。またレンズの重さは295gと軽量だ。 52mmのフロントフィルタースレッドも用意されている。ただし、手ぶれ補正機能は搭載していない。
同社によると、レンズは静かなCNCデジタルステッピングモーター(DSM)を使用しており、高速で正確なオートフォーカスを実現している。絞りはf / 2からf / 16で7枚羽根の円形絞りを持つ。最短合焦距離は0.35mで最大倍率は約0.13倍となっている。
レンズ構成は、8群9枚で、ナノ多層コーティングが施されている。これにより、光の透過率を向上させ、バックライトのゴーストやグレアを抑制している。非球面レンズと低分散ガラスも組み込まれている。
レンズの本体にはFnボタンがあり、カメラが対応している場合はショートカット機能を割り当てることができる。また、将来のファームウェアアップデート用に、本体にUSB-Cポートがある。レンズの接点には金属製のバヨネットと金メッキを使用しており、信頼性の高いレンズとカメラ間の通信が可能。
価格と発売時期
価格と発売時期はまだ発表されていないが、恐らく約300ドルくらいと思われる。
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