Zacutoは2019年3月にKameleon EVFを発表した。新しい電子ビューファインダーは、 Gratical EyeとGratical HDで、機能を共有しているが、画面のピクセル密度の改善など、いくつかの顕著な改善を行った。 Zacutoは、新しい「Pro」バージョンのKameleonと、最初のバージョンのアップグレードを用意している。
ZacutoのKameleonは、Zacuto EVFラインアップのニッチ製品の位置付けで、他のGraticalタイプが2687 PPI / 540万ピクセルに対し、1920 x 1080のディスプレイと、3103 PPI / 650万ピクセルの解像度を備えている。より大きなバッテリーソリューションやHDMIおよびSDIポートは持っていないが、USB-Cコネクターが追加されており、Gratical HDで500ドルを超える価格となっている。均一でコンパクトなデザインなので邪魔になることもなく、カメラ全体をコンパクトに保つことができる。 オプションでHDMIとSDI入力も可能で、独自のEVFコネクタを使用していない全てのカメラで使用できる。
Kameleon Proのアップグレード
Kameleon Proの主な違いは、WFM(波形モニター)の追加とインターフェース設計の改善だ(下の画像を参照)。露出の判断に波形を使用する場合、EVF内でツールを切り替えて使用することができる。残念ながら、このアップデートはファームウェアのアップデートでは対応できず、ユニットを交換する必要があるため、費用は250ドルで2週間かかる。
アップグレードに興味のないユーザーには「カメレオンの顧客であることに感謝して」350ドルの店舗クレジットを提供している。こちらのアップグレードページでクレジットを申請するためにフォームに記入し、「クレジットを受け取ります」ボタンを押す必要がある。