アメリカのカメラアクセサリー専門メーカーZacutoは、REDKomodoケージとアクセサリーを発売した。ベースプレート、2つのサイドプレート、およびボトムプレートで構成される。多数の1/4 “-20と3 / 8-16″の取り付けポイントがあり、上部プレートにはZレール(NATO標準)がある。また新しいロゼットトリガーハンドグリップも発売された。
Wooden CameraやTilta、その他数社のカメラアクセサリーメーカーがRED Komodo向けのケージやアクセサリーを発売しているが、ZacutoもKomodo用のアクセサリーラインナップを発表した。カメラはまだ発売されたばかりで、Zacutoはかろうじて間に合った。
ZacutoのRED Komodoケージ
ZacutoのRED Komodoケージは、Komodoのケージとしては最小限のモジュール式アプローチだ。確かにカメラ本体が小型なので、撮影スタイルに応じて必要なだけ大きくしたり、あるいは小さいままにすることができる。そのため、ケージは柔軟に対応できる必要がある。
Zacuto RED Komodoケージは、次の4つのパートで構成されている。
- Zレール(NATOレール)を装備したトッププレート。このトッププレートは2本の大きなネジでカメラに固定されており、カメラの液晶画面と干渉することはないが、Komodoの上にあるピンを覆っている。トッププレートには、ARRIロックピン付きの1 / 4-20インチおよび3/8インチ-16の取り付けポイントがあり、たとえば、フォーカスモーターを固定するロッド用に2つの15mmロッドロックを取り付けることもできる。
- 2つの独立したサイドレールをカメラの両側に取り付けることができ、上下に2つのARRI M6ロゼット、およびARRI 3/8 “-16タップ穴を使用できる。
- ボトムプレートにはArca Swissロッキングウェッジと、レンズアダプター用の調整可能な1/4 “20ネジサポート、および側面の1/4” 20ネジ穴がある。
パーツはすべて航空機用アルミ製で、軽量かつ堅牢にできている。このケージは同社のACTRecoilシステムに適合し、三脚、ハンドヘルド、ショルダーマウントなど撮影スタイルをすばやく切り替えたい場合に有用だ。
ロゼットトリガーハンドグリップ
RED Komodoケージに加え、Rosetteトリガーハンドグリップもリリースされた。このハンドルは非常にコンパクトな薄型のトリガーグリップで、レバーを押すだけで360度回転し、ボタンを離すとしっかりと固定される。
ロゼットトリガーハンドグリップは、標準のARRI M6ロゼットに取り付けることができる。
価格と発売時期
Zacuto RED Komodoケージは、237.50ドルで予約注文できる。必要に応じて、部品を個別に購入することも可能だ。
ケージ、トップハンドル、ロゼットトリガーハンドルが同梱されたセットは、546.50ドル。ロゼットトリガーハンドグリップは213.75ドルとなっている。
link: Zacuto Website