Zacutoは豊富なショルダーリグを発売しているが、今回発表されたのはすぐに着脱でき、両手持ちもできるトリガーグリップだ。
Zacutoは、高品質のカメラリグやアクセサリーで有名なメーカーで、人間工学の面からカメラのアクセサリーを長年追求している。例えば、カメラシステムの重心を可能な限りカメラマンの肩の真上に近づけている。
ショルダーグリップはバランスが重要だが、それに加えてシステム全体の重量を増やすことなく、頑丈で使いやすいハンドグリップが必要になる。 Zacutoのトリガーグリップは、更に両手で支持できるようになったが、これは今までなかった試みだ。
今回発表されたトリガーグリップは、15mmのロッドマウント部と、ショルダーと手首の部分にヒンジを持つ2本のアームで構成されている。これらのアームは簡単に伸縮でき、使いやすい長さや角度に調整できる。
設計上の2つのポイント
トリガーグリップには2つの主要な設計目標がある。 1つは、柔軟に調整できる多軸構成で、カメラマンは片手でカメラを保持することができる。
Zacuto Trigger Gripsはロゼットのようなヒンジポイントを持ち、「トリガー」と呼ばれるノブを押すと緩み、話すと固定される。
2つ目の設計目標は、カメラを下に置いたり、バッグなどに保管する場合、必要に応じてトリガーグリップを素早く回転し、グリップがじゃまにならないようにすること。そのため、トリガーグリップは上向きにスイングするように設計されており、そうすることにより底面が平坦になる。
互換性
Zacutoトリガーグリップには、フルサイズのものと短めのものの2種類が用意されている。短い方はシンプルな木製のハンドルだが、フルサイズのほうはカメラの従来のトリガーグリップを使用するため、適切なリロケーター(アダプター)も注文する必要がある。
これは、カメラによってハンドグリップの取り付け方法が異なるためで、カメラを変更する場合は別のリロケーターを購入する必要がある。また、必要に応じて、両手用の木製グリップを注文することもできる。
以下はZacutoのプロモーションビデオ。
cinema5Dでは、近くレビューを行う予定。
関連商品
フジヤエービックのショップサイト
その他、各種あり