ZGCINEは、外部バッテリーで撮影することが多い方には興味深いアクセサリー、4ウェイD-Tapスプリッターケーブル「MD-P4」を発表した。D-Tapスプリッターケーブルは新しいものではないが、MD-P4は180度回転可能なオスD-Tapコネクターで、逆転防止インジケーターと回路保護機能を備えている。
ZGCINEは、コンテンツ制作者向けのパワーソリューションを専門とする比較的新しい中国企業だ。先日、ソニーNP-F-02パワーアダプターを紹介したが、これは小型の配電ボックスとしても使える便利な小型充電器だ。しかし、ZGCINEは、価格と機能の比率で競争力のあるミニVマウントバッテリーの全ラインアップを提供している。
同社は今回、興味深い特徴を持つ補完的な製品として、D-Tapスプリッターケーブル「MD-P4」を発表した。
ZGCINE MD-P4 – 特徴
MD-P4は、60cm/23.6インチの長さのD-Tap 4ウェイ・スプリッター・ケーブル。つまり、Vマウント/ゴールドマウントバッテリーの14.8V D-Tap出力1つを、14.8V電源出力4つのメスに変換するものだ。この種のスプリッターボックス/ケーブルは新しいものではないが、一度に複数のカメラアクセサリーに電力を供給する必要がある場合、撮影現場では常に役に立つ。なお、ZGCINE MD-P4は最大150W/10Aの負荷を受けることができる。
では、このケーブルは何が違うのだろうか?まず、D-Tapのオスコネクタには、逆接防止表示灯と電源保護機能が内蔵されている。確かに、D-Tapコネクタの差し方を間違えると、最悪の場合ケーブルが焼損し、運が悪ければそのケーブルの先にある機器を壊してしまう。
次に、オスのD-Tapコネクタは180°回転可能だ。バッテリーのD-Tap出力が側面にあり、ケーブルマネジメントの問題を引き起こすことがあるため、これは便利な機能だ。
最後に、4ウェイ・スプリッター・ボックスは、中央に配置された1/4″-20マウントスクリューのおかげで、カメラリグに好きな場所に取り付けることが可能だ。付属のソフトラバーパッドは、ボックスが緩んだり、不意に回転したりするのを防ぐのに役立つ。
価格と発売時期
ZGCINE MD-P4は、29.99ドルで現在販売中。
詳しくは、こちらのZGCINEのサイトをご覧ください。