ZoomCraneはポータビリティーに優れ、価格が手頃なクレーンだ。クレーンなので、ジンバルやポールカムでは不可能なショットを撮影することができる。ZoomCraneは十分な長さを持ちながらコンパクトに収納することができるのが特徴。Kickstarterでキャンペーン中なので、チェックしてみてはいかがだろうか。
ZoomCraneのオリジナルデザインは、2011年にNABで初めて登場し、クレーンを伸縮させてドリーショットのような映像を撮影した。しかしその後、これは実現不可能であることが判明したため、小型で持ち運びに便利、かつセットアップが容易なクレーンとして再設定された。
現在のモデルはセットアップのスピードと携帯性を念頭に設計されており、普通ならクレーンを使用できないような場所での使用を可能にしている。プロ仕様で設計されており、必要な耐荷重に応じてさまざまな長さのものが用意されている。
ZoomCraneシリーズ
ZoomCrane Miniは約93cmの長さで、最大耐荷重は15kg。これは3つのモデルの中で最大の耐荷重で、幅広いカメラと大型レンズに対応する。上のビデオにあるように、分解するとバックパックに収まる。
ZoomCrane Mini Camera Crane
次のサイズはZoomCrane GT（GlobeTrotter）で、約1.7mの長さで、11kgの耐荷重。これは、Blackmagic Design URSA Mini Proの約2倍の重量に値する。小さくすると、50x30x18cm程度になり、同社は航空機内持ち込みも可能としている。
ZoomCrane GT Camera Crane
最大のモデルはZoomCrane GTXで、約2.5mの長さと、最大7.25Kgの耐荷重で、一般的なDSLRやミラーレスカメラ、あるいは小型のシネマカメラに対応する。
ZoomCrane GTX Camera Crane
このシステム用に特別に作られたRocktopperミニ三脚があれば、トータルでコンパクトなシステムとなる。最大68kgまでの耐荷重に対応する。
クレーンの部品は航空機用のアルミニウムとステンレススチールで作られている。また、カメラをアームに取り付けるための100mmボールヘッドとキャリングケースが付属する。 75mmボウルは別売。
ZoomCraneには、クレーンモデルに応じて、今年5月から7月の間の成約に対し、様々なオプションが用意されている。プレッジは、Miniモデルでは799ドル、GTXでは1,899ドルだ。まだ20日以上残っており、目標の9,500ドルを達成するように思われる。Kickstarterのページはこちら。
手頃な投資で新しい撮影を探しているなら、ZoomCraneは良い選択肢だろう。
ZoomCrane set up demonstrated
